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T V4.3.05 マイナー・バージョンアップのお知らせ
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【モデリング】
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機能改良
- グルーピング操作の改良
- 部材のグルーピング画面を一新し、操作性を向上しました。
- グルーピング名称の一覧が表示され、追加・変更・削除・ソートができます。
- グルーピング名称を選択し、伏図・軸組図でグルーピングする部材を指定します。
- グルーピング名称の一覧で、表示チェックを付けると、伏図・軸組図でグルーピングされている部材が青く表示されます。
- グルーピング種別に「まとめ(親指定)」を追加しました。
- 指定した親部材と同じ断面でグルーピングされます。
- 断面検定では、グルーピングされている各々の部材の検定結果が表示されます。
- 断面算定では、グルーピングされている各々の部材の算定結果が表示され、最大断面でまとめます。
- 柱・大梁のグルーピング区間を無制限に拡張しました。
- 「C1」のうち、一部分だけ「C1a」になるような例外にも利用できます。
- 耐震診断・耐震補強支援機能
- RC部材に丸鋼を使用することができます。
- 建物共通プロパティで「丸鋼を使用する」を指定すると、RC造柱・梁・壁・スラブの断面形状プロパティで丸鋼(SR235)が選択できるようになります。
- この指定がある場合、鉄筋のJIS強度を、丸鋼=294.2N/mm2(3000kg/cm2)、丸鋼以外=公称値+49N/mm2(500kg/cm2)として増分解析を行います。
- BUILD耐震エクスポートでも丸鋼データをエクスポートします。
- 丸鋼を使用する機能は、認定範囲外となります。
- 耐震補強で使用するマンサード型のブレース(M型・W型)を追加しました。
仕様変更
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【応答解析】
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機能追加
- 固有値解析機能の追加
- 固有値解析結果、固有モードグラフを追加しました。
- 固有値解析のOPEN処理を追加しました。
- スウェイ・ロッキング機能の追加
- 基礎に並進と回転のばね剛性・減衰定数を与えて応答解析することができます。
- 応答解析前に基礎固定時の固有値解析を行い、上部架構の減衰定数を自動補正します。
- 層間変位は、基礎の回転分を差し引いて求めます。
- 曲げせん断分離機能の追加
- 各層の曲げ変形と柱の軸変形のエネルギーの釣り合いから、層の曲げ剛性(弾性)を計算します。
- Q-δをフィッティングした全体スケルトンより、曲げ変形分を差し引き、せん断スケルトン(弾塑性)を決定します。
- 制振架構はせん断変形にのみ効くように、[全体曲げばね]+[主架構せん断ばね]+[制振架構せん断ばね]でモデル化します。
- 最大応答値表には、層間変位のせん断成分も表示されます。
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【応力解析】
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解析ソルバーの変更
- これまでTはHyperStatics、BRAINDASHはHyperDynamicsを解析ソルバーとして使用してきましたが、両者を統合した「HyperSD」に変更します。
- 静的解析のマトリックス演算が高速になりました。平面的に大きなモデルの上部架構解析や小梁架構解析の処理時間が短縮されます。
- OPEN処理で取得したインプット・データはHyperSD用になっているので注意してください。
- 解析結果が若干変わる場合があります。過去の結果を再現したい場合は、建物共通応力設計プロパティで「HyperS_522」を指定してください。
- 両側SRC柱付耐震壁のせん断強度式のデフォルトを「慣用式(AUSTIN-SRC式)」から「構造規定式」に変更します。
- 過去の結果を再現したい場合は、耐震壁の保有耐力プロパティで「せん断耐力式」を指定してください。
- RC円形柱のせん断強度を、直径でなく等価正方形のDを使って計算するように変更しました。
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