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T V4.3.01 メジャー・バージョンアップのお知らせ
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Ver.4.3で追加された主な新機能を紹介したプレゼンテーションです。


【モデリング】

 

機能改良

  • 表の印刷プレビュー等
    • 部材リストを除く「表」を印刷する際にプレビューできるようになりました。
    • 用紙の向き、マージン、印刷縮尺を設定できるので、改ページ位置を調整することができます。
    • 印刷時のフッターにプロジェクト名、建物名を出力するようにしました。
  • 鉄筋強度の追加
    • 鉄筋強度テーブルにSD590(RD)、SD685(ND)、SHD685(Nφ)を追加しました。
    • これらはプログラムの大臣認定範囲外なので、これらを使用したモデルでは計算書に大臣認定番号が出力されません。

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【断面設計】

 

機能改良

  • 安全率色分け表示M/Q切替
    • 伏図・軸組図の安全率色分け表示で、M/Q/全の切替機能を追加しました。
    • 「M表示」は曲げに対する安全率で色分けされます。せん断の安全率の方が大きい部材は暗色になります。値の横に決定ケース番号が表示されます。
    • 「Q表示」はせん断に対する安全率で色分けされます。曲げの安全率の方が大きい部材は暗色になります。値の横に決定ケース番号が表示されます。
    • 「全表示」は曲げ・せん断の安全率のうち大きい方で色分け表示されます。値の横に決定ケース番号と「M」または「Q」が表示されます。

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【応力解析】

 機能改良

  • 応力解析フローの変更
    • 一次設計用弾塑性解析に水圧による浮上りを考慮し、弾塑性解析結果に対する接地圧や基礎梁の応力を計算するために、一次設計用応力解析のフローを変更します。
    • 従来の応力解析の順序
    • 今後の応力解析の順序
    • 一次設計用弾塑性解析の初期応力に水圧を考慮するかどうかは、建物共通・応力解析条件の初期応力テーブルHWで指定できます。
    • 弾塑性解析結果に対する接地圧計算を行い、基礎梁応力を計算するかどうかは、建物共通・応力設計プロパティの接地圧計算「NL解析を考慮する」で指定します。
    • 上記の指定がない限り、応力解析結果は従来と変りません。
  • 支点の非線形特性
    • 格子点支持条件で、Z方向バネの引張側剛性低下率を指定できるようにしました。
  • 基礎梁架構解析条件
    • 建物共通・応力設計プロパティの「基礎梁架構解析に支点反力を付加する」と「基礎の偏心を考慮する」を独立に指定できるようにしました。
  • 平面鉛直変位図
    • 応力解析フェーズと保有耐力フェーズに、平面図形式の鉛直変位図を追加しました。正の変位を斜め右上方向に表示します。
  • 地震時重量等価節点力表
    • 各節点が負担する地震用重量の一覧表を追加しました。
  • 基礎架構解析のオープン処理
    • 水圧以外の基礎架構弾性解析をオープン処理することができるようしました。

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【保有耐力】

 

機能改良

  • 水圧を考慮した保有耐力解析
    • 従来より、「初期応力に基礎架構応力(水圧)を考慮する」のON/OFFで指定が可能でしたが、応力解析条件とあわせて、初期応力テーブルの「水圧(HW)」に移動しました。

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【応答解析】

 

機能改良

  • スケルトン−応答値グラフ
    • 各階のスケルトングラフに、各地震波の応答値をプロットした図を追加しました。

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【く体積算】

 

機能改良

  • 階別集計 
    • 数量一覧表、歩掛り一覧表に階別集計表を追加しました。
  • 高強度鉄筋
    • 新しく追加された「SD590」「SD685」は「SD490」と同じ『その他』に、「SHD685」はウルボン・スミフープと同じ『高強度』に分類して集計します。
  • ハイベース対応
    • ハイベースが定義されている場合、柱鉄骨を梁天端まで積算し、基礎柱部分をコンクリート・型枠で積算するようにしました。
    • 基礎柱部分の寸法・配筋は内部設定されます。

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【その他】

 

機能改良

  • 構造伏図・軸組図 
    • モデリングで通り心・FLが非描画指定されている場合、構造伏図・軸組図も通り心・FLを作図しないようにしました。
    • 構造軸組図でハイベースが定義されている柱は、梁天端より下を作図しないようにしました。

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