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V V1.2.01 メジャー・バージョンアップのお知らせ
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機能追加・改良

【モデリング】

 

機能改良

  • 高強度せん断補強筋OT685の追加
    • 柱・大梁のせん断補強筋として、OT685(大谷製鉄)を追加しました。
    • 構造設計システム上の略称は「OS」です。
    • 長期せん断設計にひび割れを許容するかどうかを、大梁の応力・設計プロパティで指定できます。
    • 短期せん断設計をRC規準(2010)に準拠した損傷制御型で行うか、安全性確保型で行うかを、建物共通の応力・設計プロパティで指定できます。
    • OT685には終局せん断耐力式として2種類の式があり、構造設計システムでは「荒川mean式」を「耐力式1」、「塑性理論式」を「耐力式2」と指定します。
  • 免震テーブルの追加
    • LRBに、ブリジストンG4、オイレスG3,G4を追加しました。
    • RBに、昭和電線G3〜G6を追加しました。
    • すべり支承に、昭和電線G8,G6を追加しました。

 

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【断面設計】

 

機能改良

  • 杭・フーチングの設計に支点反力の変動を考慮する
    • 基礎架構解析による支点反力の変動を、杭やフーチングの設計に考慮するオプションを追加しました。
    • 建物共通・応力設計プロパティの「共通条件(柱・ブレース・耐力壁・基礎)」で指定します。
    • 支点反力の変動を考慮する場合、杭の応力計算は初期断面に対して行います。(支点反力の変動を無視する場合は、鉛直設計(支持力の検討)でアップして断面で応力計算を行います。)
    • この場合、計算書に上部架構と基礎架構の両方の支点反力図を出力します。
  • せん断設計表に耐力式名を表示
    • RC柱・RC大梁のせん断設計表の設計式に「荒川mean式」「靭性保証式」等の耐力式名を表示するように変更しました。
    • 高強度せん断補強筋の場合、認定条件に応じた耐力式名となります。

 

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【応力解析】

 

機能改良

  • 小梁のモーメント図
    • 小梁のモーメントを伏図形式で表示する機能を追加しました。
    • 孫梁により分割される端部は応力値の表示を省略しているので、表示させたい場合は表示オプションで指定してください。

 

仕様変更

  • 建物共通・応力設計プロパティの応力組合せで、接地圧と水圧の計算法のデフォルトを「内部設定」に変更しました。
    内部設定の場合、基礎スラブが1つ以上あれば「大きい方」、なければ「加算する」と設定します。
  • 建物共通・応力設計プロパティの基礎架構解析条件で、上部架構支点反力のデフォルトを「付加しない」に変更しました。
  • 建物共通・応力設計プロパティの特殊条件で、パイルドラフト基礎を指定した場合、以下の計算条件を自動設定するように変更しました。既存のモデルにパイルドラフト基礎の指定がある場合も変更します。
    • 応力解析時・保有耐力解析時の基礎支点の拘束を解除する
    • 基礎架構解析時に上部架構支点反力を付加しない
    • 水圧と接地圧の計算法を内部設定とする
    • 保有耐力計算時の初期応力に基礎架構応力(水圧以外)を考慮する
  • 接地圧図で値がマイナスの場合に赤色で表示するように変更しました。
  • 接地圧図やフラットスラブ関係図・表は表示架構を基礎架構とする必要があった不具合を、表示架構に関係なく表示するようにしました。

 

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【保有耐力】

 

解析ソルバーの更新

  • 解析ソルバーをHyperSD ver.2.38からver.2.40に更新しました。

 

仕様変更

  • 高強度せん断補強筋の変更
    • 高強度せん断補強筋KH785(スーパーフープ)の認定条件変更に伴い、「耐力式2」を靭性保証式から塑性理論式に変更しました。(耐力式1は荒川mean式のまま)
    • 高強度せん断補強筋MK785(エムケーフープ)の認定条件変更に伴い、「耐力式1」を塑性理論式から荒川min式に変更しました。(耐力式2は塑性理論式のまま)

 

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