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U V2.1.01 メジャー・バージョンアップのお知らせ
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機能追加・機能改良・仕様変更

【モデリング】

 

機能改良

  • 万能部材の変更
    • これまで、万能スラブ、万能壁、万能杭は一度登録すると属性を変更できませんでしたが、名称・属性を変更できるように改良しました。
  • 設計荷重表の改良
    • 設計床荷重表・設計壁荷重表において、不要になった荷重を削除できるように改良しました。
    • また、入力欄にチェックのない荷重を飛び越えて入れ替えできるように改良しました。

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【断面設計】

 

機能改良

  • S大梁の端部ウエブZ考慮
    • 建物共通応力設計プロパティの共通設計条件で、大梁のSウエブZ考慮指定に「端部のみ無視」を追加しました。(デフォルトは全て無視)
    • 「端部のみ無視」の場合、断面係数Zの計算において、端部はウエブを無視し、端部以外はウエブを考慮します。
  • RC柱梁接合部のせん断応力度下限値
    • これまで、RC柱梁接合部の一次設計において、せん断応力度の下限値(0.7N/mm2)を常に考慮していましたが、指定により無視できるように改良しました。(デフォルトは考慮)
    • ルート3以外で下限値を無視した場合、補助(A)メッセージが出力されます。

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【応力解析】

 

機能追加

  • 剛心計算法の追加
    • プログラム性能評価に関連して、偏心率を算定する際の剛心の計算方法(*1)を追加しました。
      (*1)栗田、吉村、千葉「不整形立体架構の剛心と偏心率の計算方法の提案」日本建築学会学術講演梗概集(北陸)2010年9月,No.20024-20025
    • 建物共通応力設計プロパティの応力解析条件で、従来の方法を「XY独立」、新しい方法を「XY連成」と指定します。(デフォルトは「XY独立」です)
    • 従来の方法(XY独立)は剛心位置が地震力の加力方向に依存しているのに対し、新しい方法(XY連成)は加力方向によらず一定になります。
    • また、柱・耐力壁・ブレースの応力設計プロパティで、等価水平剛性の直接入力を追加しました。
      これに伴い、微小変形部材を偏心率の算定から自動的に除外していた処理を中止しました。
  • NL解析自動設定
    • 建物共通応力設計プロパティに非線形解析(NL解析)の自動設定ボタンを追加しました。
    • 増分荷重テーブル、基礎支点の拘束解除、応力組合せテーブル、剛性率等の計算方法を設定します。

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【保有耐力】

 

ソルバー更新

  • 解析ソルバーがHyperSD2.23から2.24に変更になりました。

機能改良

  • 片側袖壁付きRC柱のせん断耐力式
    • プログラム性能評価に関連して、片側袖壁付きRC柱のせん断耐力式を長方形柱式を用いるオプションを追加しました。
    • これは、「2007年版 建築物の構造関係技術基準解説書」付1.3-44式が両側袖壁付き柱による実験式であり、片側袖壁付き柱では耐力を過大評価する可能性があるためです。
    • デフォルトは「内部設定」となっており、圧縮側の壁を考慮して付1.3-44式を用いて計算します。

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