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U V2.0.01 メジャー・バージョンアップのお知らせ
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重要な仕様変更

機能追加・機能改良

【モデリング】

 

機能追加

  • 鉄骨柱脚Dスルー工法・在来工法
    • S造柱の露出柱脚に、Dスルー工法と在来工法を追加しました。
    • Dスルー工法はJSS規格(2010年10月20日にJIS規格化)のアンカーボルトを用いた工法で、構造設計システムからエクスポートしたデータを読み込んで柱脚の設計を行う計算システムが用意されています。
      Dスルー柱脚計算システムはhttps://www.d-through-land.jp/dthrou/login.phpよりダウンロードできます。
    • 在来工法は、現状、応力解析と保有水平耐力計算のみで、柱脚の設計には対応していません。
  • 伏図・軸組図の検索機能FIND
    • 全てのフェーズの伏図・軸組図で部材名称や解析要素名称を検索する機能を追加しました。
    • 表示ツールバーの検索BOXに検索したい名称を入力すると検索(完全一致)を開始し、メッセージウインドウに場所を表示します。
    • 続けて、検索表示ボタンをONにすると伏図・軸組図上に十字マークを表示します。
    • また、メッセージウインドウで検索したい名称の行を選択してF4キーを押すことでも、検索・表示することができます。
  • 計算書レイアウト・プレビュー(β版)YOUSHILAYOUT
    • 伏図・軸組図において、計算書に出力した場合のA4縦・A3横・A3縦の用紙枠を表示する機能を追加しました。
    • これに合わせて、図の縮尺指定を「◯◯%」から「1/◯◯」に変更しました。
    • 計算書に出力する前に、用紙枠に納まる縮尺を確認し、計算書の図レイアウトの設定(Ctrl+Shift+P)で用紙サイズと縮尺を指定して下さい。
    • 現状、用紙枠表示時に図の表示が乱れる場合があるので、β版としてリリースします。

機能改良

  • 跳ね出し小梁の複数配置
    • 跳ね出し小梁を、跳ね出しスラブと同じように、同時に複数配置できるように改良しました。
  • 支点条件の伏図・軸組図表示
    • 伏図・軸組図の属性表示(Ctrl+W)で、支点条件を表示する機能を追加しました。
    • 表示されるのはZ方向変位成分で、解析モデル(上部鉛直・上部水平・保有耐力)別に標準/拘束/解放/バネ定数を表示します。
  • 表入力時のペースト
    • これまで一覧表で入力する際に、クリップボードからペーストできない場合がありましたが、全ての表でペーストできるように改良しました。
    • ただし、チェックボックスのON/OFFはペーストできません。
  • メッセージ一覧表にグルーピング名称を表示
    • メッセージ一覧表に表示される部材名称と一緒に、グルーピング名称を表示する機能を追加しました。

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【断面設計】

 

仕様変更

  • 梁のトップ筋長さ
    • RC大梁の断面検定表で、RC規準99年度版によるトップ筋長さの検討を行う際に、必要トップ筋長さが不足する場合に*マークを画面表示していますが、この時、比較するトップ筋長さを「内法長さの1/3」から「内法長さの1/4+15d(主筋径)」に変更します。
      この機能は画面表示のみで、計算書には出力されません。
    • また、く体積算や構造自動製図(GARNET)も同様に変更します。詳しくは、各項目を参照してください。
  • 水平定着長さを確保するための柱成のチェック
    • 梁主筋の水平定着長さを確保するために、取り付く柱の必要成をチェックし、不足する場合はメッセージウインドウに表示します。
    • 現状、必要柱成は鉄筋の納まりを仮定した概算値なので、詳細な検討を行うか、RC規準99年版によって計算することでOKになる場合もあります。
    • この機能は画面表示のみで、現状、計算書には出力されません。また、検討しているのはRC大梁とRC柱の組合せで、小梁やスラブが取り付く梁の必要幅の検討は行っていません。
  • 大梁の軸力考慮設計
    • 大梁の断面設計プロパティで「軸力考慮」指定を行った場合、「軸力を考慮した柱設計」のみ行っていたのを、「軸力を考慮した柱設計」と「軸力を無視した梁設計」の両方を行って厳しい方を採用するように変更しました。
    • 圧縮力が作用するRC・SRC大梁を「軸力考慮」指定していた場合、設計結果が変わる可能性があります。

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【保有耐力】

 

ソルバー更新

  • 解析ソルバーがHyperSD2.22から2.23に変更になりました。

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【計算書】

 

機能改良

  • 表紙に出力する建物名称等を指定できるようにしました。これに伴い、建物名称等が未記入の表紙の出力を中止しました。

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【その他】

 

機能改良

  • く体積算
    • 大梁・小梁主筋のトップ筋長さを「内法長さの1/3」から「内法長さの1/4+15d(主筋径)」に変更しました。
    • 大梁主筋の柱への定着長さを「35d」から「40d」に変更しました。
  • 構造図自動製図
    • 鉄筋詳細図(GARNET)において、大梁主筋のトップ筋長さを「内法長さの1/3」から「内法長さの1/4+15d(主筋径)」に変更しました。
  • 応答解析
    • モデル編集画面で、曲げせん断分離モデルの場合の「回転質量」が編集できるようになりました。

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