+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
U V1.0.03 マイナー・バージョンアップのお知らせ
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


主な機能改良

【モデリング】

 

機能改良

    • 一貫検定計算で出力されるメッセージの一覧表を画面で表示できるようになりました。
    • 表示切替で「全て」とすると、計算書には出力されない「(A)注意」も表示されます。
  • BCR295の追加
    • □-150×6〜12、□-175×6〜12を追加しました。

▲TOPへ

【断面設計】

 

機能改良

  • 鉄骨幅厚比ルート2
    • ルート2制限値の算定方法を改正基準法(Fの関数)に対応しました。また、SN材の緩和値を考慮するようにしました。
    • 制限値(FAランク)を超える部分を控除した断面で許容応力度を満足する場合、検定結果をOKとし、警告メッセージを出力するように変更しました。
    • 設計用せん断力の算定に、柱のQL+1.5QEを考慮するように変更しました。また、上下の柱の最小せん断応力度0.7N/mm2を考慮するようにしました。
  • 柱の二軸検討
    • 柱の二軸検討用割増応力の作成方法を改良しました。
    • 従来はyz両方向とも同じ決定ケース・検定比となっていましたが、検討方向に応じたケースで決定するようになりました。(例えば、従来はyz両方向ともX方向地震時で決定していたのが、z方向はX方向地震時・y方向はY方向地震時で決定するようになります。)
    • 断面検定では、従来とOK/NGの判定は変りませんが、検定比の値が変ります。
    • 断面算定では、主応力方向に断面UPするようになります。
  • 耐力壁
    • 短期許容せん断力のQcの計算で、SRC柱はpwの上限を0.6%・下限を0.1%として算定していたのを、RC柱と同様に上限1.2%・下限0.2%とするように変更しました。(BRAINTではSRC規準による設計ではなく、RC規準式で鉄骨を無視した設計を行っています)

▲TOPへ

【保有耐力】

 

解析ソルバー更新

  • 解析ソルバーがHyperSD1.40から1.41に変更になりました。

機能改良

  • 冷間コラムの改良
    • 冷間成形角形鋼管設計・施工マニュアル(2003年改訂版)に準拠しました。
    • 以下は、従来からの変更点
      • パネル耐力式を軸力に応じて切り替えるように変更しました。
      • STKR材が混在する層は、全ての鉄骨柱の柱頭・柱脚について柱梁耐力比を計算し、1.5未満の場合はエラーとなります。
      • H形鋼・ビルト材等が混在する場合は、その柱頭・柱脚ではパネル耐力は計算せず、柱梁耐力比のみを計算します。
      • 鉄骨柱以外が混在する場合は、冷間コラムの設計を行いません。
      • 上記混在判定に両端ピン柱を考慮しないように変更しました。
    • ただし、以下の点が未対応です。
      • 上または下に柱が接続しない柱梁仕口部は、柱梁パネル耐力比の算定に含まれていません。また、局部と判定された場合もその柱耐力の低減を行っていません。
      • 耐力直接入力された柱・梁が存在する場合、柱梁パネル耐力比の計算に入力値が考慮されていません。
  • 鉄骨幅厚比ルート3
    • 部材ランク判定に用いる鉄骨幅厚比の算定式を改正基準法に対応しました。また、SN材の緩和値を考慮するようにしました。
  • 仮想降伏判定のON/OFF
    • 建物共通の保有耐力プロパティに、仮想降伏判定の実行有無指定を追加しました。仮想降伏判定が必要ないと判断される場合は「無」を指定して下さい。
  • 剛接ブレースの耐力集計
    • 剛接ブレースの保有耐力プロパティに、耐力集計選択を追加しました。Ds値を算定する際に、柱群またはブレース群のどちらに集計するかを選択できます。
  • 鉄骨柱・ブレースの断面欠損
    • S・SRC造柱、S造ブレースの部材強度に、ボルト・スカラップ・鉄筋孔による断面欠損を考慮するように変更しました。
  • 袖壁付きRC丸柱
    • 袖壁付きRC丸柱の終局強度式が規定されていないため、従来は袖壁を無視した丸柱として終局強度を算定していましたが、等価な正方形に置換して袖壁を考慮するように変更しました。

▲TOPへ

【計算書】

 

仕様変更

  • ヘッダー・フッターを新しい大臣認定プログラムの様式に変更しました。(ただし、認定番号は表示されません)
  • 帳票の最終ページに「計算終了時刻」を出力するように変更しました。

▲TOPへ